オーダーメイド脱毛(ナチュラル/デザイン脱毛)とは

医療脱毛の中には、完全なパーフェクト脱毛だけでなく、部分的に残す脱毛(デザイン脱毛)や、全体の毛量を減らしつつ、自然な仕上がりで薄く残す脱毛(ナチュラル脱毛)にも対応するクリニック(医療機関)が少なくありません。

確かに完全な脱毛を行えば、体毛に雑菌がたまることは無く、汗と雑菌が混ざって強い臭いが生じるということも無くなります。こうした衛生上のメリットとは別に、無毛の状態は毛深い方に比べると見た目が美しいという美容面のメリットもあります。

その一方で、施術部位によっては、無毛状態となることに抵抗を感じたり、周囲の目が気になって完全な脱毛を避けたいと感じる方も少なくありません。こうしたことから、デザイン脱毛やナチュラル脱毛など、オーダーメイドの脱毛に対応するクリニックも少なくありません。

デザイン脱毛とは、体毛を部分的に残す脱毛です。ナチュラル脱毛とは、毛の量を全体的に減らしつつ、不自然にならないように適度にうすく残す脱毛です。医療脱毛のなかでも、こうした完全にツルツルの脱毛では無い脱毛に対応したクリニックがあります。

デザイン脱毛やナチュラル脱毛は、男女とも性器周り、特にVライン(ビキニライン)で人気が高い脱毛です。また、男性のヒゲ脱毛でも幅広く行われています。このほかにも、部位によって完全でツルツルな脱毛を希望しない方が少なくありません。

クリニックの中には、ビキニラインやヒゲ脱毛のデザイン脱毛にあたって、豊富なパターンのイラストを提示したり、本人の希望を聞き取ってイラストに書き出し、仕上がりのイメージを共有してくれるところがたくさんあります。

特にヒゲ脱毛などは、雑誌の切り抜きやスマホに保存した画像データなどを持ち込んで要望することができます。ビキニラインの場合も、こんな水着から陰毛がはみ出ないようにしてほしいといった要望にも答えてくれます。

とりわけ医療レーザー脱毛は、こうしたオーダーメイドの脱毛を得意とする医療脱毛といえます。ここでは、デザイン脱毛やナチュラル脱毛など、完全にパーフェクトの脱毛では無い程度の脱毛を希望する場合について、詳しく取り上げていきます。

オーダーメイド脱毛のポイント

医療レーザー脱毛でオーダーメイドを希望するなら、波長や出力が異なる複数の脱毛機を備えたり、照射口の異なるヘッドを使い分けるクリニックがおすすめです。やはり施術部位や脱毛の程度に応じた照射が受けられます。

医療脱毛のなかでも医療レーザー脱毛は、皮膚の上から一定の波長のレーザーを照射して、体毛を作る組織ごと破壊する脱毛法です。体毛には毛周期があり、レーザーの脱毛効果があるのは成長期の毛だけであるため、複数回の照射に分けて脱毛が完了します。

ここで、どうして医療レーザー脱毛がオーダーメイドに適しているのかに加え、ナチュラル脱毛とデザイン脱毛のポイントをそれぞれ取り上げていきます。

医療レーザー脱毛が最適な理由

「医療レーザー脱毛は1回では完了しない」ことが、実は希望通りの脱毛を行うことが出来る仕組みにつながります。人間の体毛は1本1本異なる毛周期を持っており、成長期を迎えた毛にのみ脱毛効果があります。

医療レーザー脱毛では、1回の照射だけでは、脱毛効果がある成長期から外れた毛が生き残ります。これらの毛が成長期を迎えるのを待つために、一般的には2ヶ月(1ヶ月半~2ヶ月半)程度の間隔を置き、次回の施術を受けることが効果的といえます。

すべての毛が成長期を迎える、つまりすべての体毛に照射の効果を及ぼすには、2ヶ月ごとの間隔で5回程度の照射を受けることが、平均的な理想の脱毛といえます(もちろん、実際には部位による違いや個人差があります)。

ここで医療レーザー脱毛なら、前回の施術から生き残った体毛が生え揃った時点で、次回の予約を行うことが効果的です。医療レーザー脱毛は、体毛に含まれる黒いメラニン色素が、特定の波長のレーザーが持つ熱を吸収する性質を応用した脱毛法です。

体毛が溜め込んだ熱エネルギーが毛根に波及し、体毛のもとになる毛母細胞や、毛母細胞の細胞分裂を促す毛乳頭など、毛根に存在して体毛を生成する組織ごと破壊するのが医療レーザー脱毛です。

前回の施術から体毛が生え揃うまで待つということは、それだけ体毛を作る活動が活性化しており、脱毛効果を得られる成長期を迎えた毛が多い状態ということです。

ナチュラル脱毛のポイント

ここで、完全にツルツルでは無く、全体の毛量を減らしつつ、自然な感じの適度な脱毛(ナチュラル脱毛)を希望する部分でも、1~2回目は通常通り、毛が生え揃った時点で該当部位全体を照射して、全体の毛量を減らすようにします。

その後、完全脱毛を希望する部分は、3回目以降もそれ以前と変わらぬタイミングで施術を受けます。その一方、ナチュラル脱毛を希望する部分は、3回目以降は前回から毛が生え揃った状態を確認し、これで良ければ照射を取りやめ、まだ不十分なら照射を続けます。

このように、完全脱毛でもナチュラル脱毛の場合でも、前回までの施術で生き残った体毛をいったん伸ばしきった状態を確認して、前回同様照射を続けるか、出力を調整して施術を受けるか、これで満足なら照射をやめるかといった選択が出来ます。

デザイン脱毛のポイント

デザイン脱毛を行う場合も、1回目から照射しない部分を作ったら、毛のある部分と無い部分の境目がクッキリして非常に不自然になります。

このため、1~2回目は残す部分や減毛にとどめる部分も含め、全体を照射することが一般的です。こうすることで、完全脱毛とそうでない部分の境目ができなくなり、残す部分の毛質も細くなり、より自然な仕上がりになります。

1~2回目は全体の毛量を減らすため、全体を照射します。その一方、3回目以降は、無くしたい部分だけを照射します。特に、3~4回目は実際に残す形より少し内側にも照射しておき、5回目は無くしたい部分だけを照射します。

このようにデザイン脱毛は、「全体的に薄くする」ナチュラル脱毛ではなく、「部分的に残す」脱毛法です。このため、その境目が不自然にならず、自然なグラデーションがついて見た目にも自然で綺麗な仕上がりが理想といえます。

ビキニラインの自然な脱毛

ビキニラインの毛が長くて太い方は、完全に脱毛すれば、排尿の際に陰毛に尿が付着して雑菌が繁殖する、あるいは女性では、生理中に経血が付着したり蒸れるといった不快な状態を防ぐことができます。

またセックスの際、陰毛を巻き込んだり、皮膚を切るといったことをなくすことができます。男性は陰毛が太くて長いと、コンドーム装着の際に邪魔になることもあります。

このように、ビキニラインにおいて完全な脱毛であれば、先ほど取り上げた衛生面や美容面のメリットに加え、排尿時やセックス時も不快な状態をなくすことができます。

その一方、完全な脱毛をすることは、生殖器(ペニスやクリトリス)がより目立つ状態になり、この露出したような状態を敬遠する方もおられます。こうしたことから、部分的に陰毛を残したり、全体的な毛の量を減らす脱毛を希望する方もおられます。

デリケートなゾーンの陰毛は、全く人の目につかないとは限りません。恋人や家族に限らず、温泉に入る時など、周囲の視線を感じる方も少なくありません。こうしたことから、ナチュラル脱毛やデザイン脱毛などを希望する方も、決して少なくないといえます。

特にデザイン脱毛を希望する場合は、どういった形で残したいのか要望することができますし、クリニックの側でもイラストや症例のサンプル画像を提示しながら、本人の希望を細かくうかがうことができます。

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