医療脱毛はどれくらい期間を空ければ良いのか?

一般に脱毛というものは、体毛の成長サイクルのうち、成長期の毛にのみ効果があるものです。体毛は1本1本が異なる毛周期を持っているため、1回の施術で完了しないのが脱毛です。これは医療脱毛でもエステなどの脱毛でも変わりません。

そこで問題となるのは、「どれくらいの期間を空けて施術を受ければ良いのか?」という点です。1回の施術でなるべく多くの成長期の毛に効果を与えることで、トータルの施術回数を減らすことができ、効率的に脱毛を完了させることができます。

医療レーザー脱毛の場合、一般的には2ヶ月(1ヶ月半~2ヶ月半)おきに1回のペースで、5~6回程度の施術で完了すると言われます。これは、日本人の平均的な毛質を対象に、自己処理しなくても済む程度の脱毛を想定したものです。

実際には、毛の状態(毛の量や毛質)には個人差がありますし、毛の生え変わりというものは施術部位によっても違いがあります。毛周期は、成長期→退行期→休止期という成長サイクルを繰り返しています。

一度照射したあと、成長期の毛が生え揃わなかった段階で、あまり間隔を空けずに施術を受けても、あまり成果が得られず、全く無駄な照射となる可能性もあります。また、頻繁に照射を受けることは、肌トラブルの可能性も高まります。

こうしたさまざまな要素を考慮して、多くのクリニックでは、顔の場合は6週前後(4~8週)、その他の身体の場合は8~10週の間隔で施術を行う場合が平均的といえます。

施術回数に関しても、5回が平均とはいえ、これも個人差があります。5回未満で済む部位もある一方、施術箇所によっては、自己処理が不要な程度の脱毛まで6~8回かかる部位もあります。

また、完璧なツルツルに近い程度まで目指そうと思ったら、平均で8~10回、なかには12回前後かかる箇所もあるといえます。ただ、施術回数に関しても、施術部位に加えて個人差という大きな要素があるため、これらは一応の平均的な目安です。

照射のタイミング

医療レーザー脱毛で5回の施術を受ける場合、多くのクリニックでは、1~3回目は、全体的な毛の量を減らすことが主な目的となり、まだ脱毛の実感がわきにくい時期といえます。

この1~3回目の間は、前回の施術から指示を受けたとおりの間隔で予約を取ることで、全体的な体毛のボリュームが低下することが一般的です。なお、施術後すぐに抜け落ちるということはありませんので、すぐに毛が減らなかったといって心配する必要はありません。

通常は、医療レーザー脱毛を受けてから10日~2週間程度で、照射の効果があった毛が抜け落ちていきます。最初は戸惑うかもしれませんが、慌てる必要はありません。

ほとんどの方は、4回目以降の照射後に、医療レーザー脱毛の効果を実感することが多いと思います。4回目以降の施術は、クリニックから指示されることがある一方、自分で毛量・毛質を確認し、生え揃ったタイミングでの予約をすすめられることもあります。

平均的な毛の状態なら、4回目以降の照射となると、脱毛の効果が感じられ、自己処理が不要な程度の脱毛まであと一歩という段階です。毛周期にも個人差があるため、4回目以降の照射は、毛が生え揃ってから来てくださいというクリニックもあります。

このように、一般的で平均的な施術間隔や回数、照射のタイミングという目安はありますが、実際には施術部位や個人差に左右されるため、自分の毛質・毛量を確認した上で、予約を取っていけば良いというクリニックが多く見られます。