顔の脱毛のポイント(女性)

ここでは、女性の方が医療脱毛を受ける場合の、顔の脱毛のポイントを取り上げていきます。

顔脱毛の範囲

一般に、女性の顔の医療レーザー脱毛は、眉毛の周辺、両頬、もみ上げ周囲、鼻、鼻下、顎、顎下、フェイスラインです。その一方、髪の毛部分、眼球周辺、唇、ほくろ、まぶたに近い眉毛、鼻、鼻毛、耳は照射出来ません。

もちろんこれは、平均的な顔の脱毛コースの場合であり、実際の施術範囲は医療機関(クリニック)によって異なります。事前にしっかり確認しましょう。なお、顔脱毛の照射時間は、30~60分なら妥当な範囲だといえます。

顔の脱毛は、特に女性の方は、生え際やもみあげの処理をどうするか迷っている方も多いと思います。クリニックによっては、施術前にスタッフが本人の希望を聞き取り、ナチュラルな感じやデザイン脱毛を行ってくれるところもあります。

その一方、シミ、ほくろ、肝斑(かんぱん)のある部分は、施術を行うことができません。医療レーザー脱毛はメラニン色素がレーザーの熱を吸収する性質を応用したものであり、こうした部分は皮膚も熱を溜め込んでしまうため、ヤケドのリスクがあるからです。

顔の脱毛の痛み

顔の脱毛の痛みは、男性のヒゲのような毛がある場合を除けば、顔の毛は全体的に産毛のような毛が多いため、体毛に含まれるメラニン色素が吸収する熱エネルギーもそう多くなく、照射による痛みも極端に強くは無い場合が一般的です。

ただし、顔の皮膚は他の部分に比べて薄いところが多く見られます。医療レーザー脱毛は肌の上からレーザーを照射する仕組みですから、施術中の痛みを敏感に感じるといえます。

特に、額のように皮膚と骨が近接している場所だと、熱を感じやすく、照射部位によっては響くような痛みを感じることもあります。このほか、顔の脱毛では、鼻の下の部分で強い痛みを感じる方も多く、これらの部分では麻酔を使用して良いでしょう。

顔脱毛と毛のう炎

顔の脱毛によって最も生じやすいのは毛嚢炎(毛のう炎)です。毛のう炎とは、細菌感染によって皮膚で白ニキビのようなブツブツしたものを発症するものです。原因は黄色ブドウ球菌の場合が多く、治療には塗布薬や内服薬(抗生物質)が一般的です。

もともと顔は、皮脂が多く、ニキビや炎症性浮腫ができやすい場所です。「炎症」とは熱・痛み・赤みのことであり、「浮腫」とは浮腫み(むくみ)のことです。

特に額や鼻の下は皮脂分泌が多い部分で、ニキビができやすい場所です。毛のう炎とニキビ(正確には尋常性ざ瘡=じんじょうせいざそう)は異なるものですが、見た目はよく似ており、ニキビができやすい場所は毛のう炎も生じやすい場所です。

医療脱毛であれば、顔の脱毛後、毛のう炎をはじめとする肌トラブルが生じた場合も、資格を持った医師の診察を受けたり、医療用医薬品の処方を受けるなど、医療行為としてのアフターケアを受けることができます。

毛のう炎を予防するためには、炎症止めの軟膏・クリームが顔の脱毛後に処方された場合、これをきちんと使用すること、および、照射部位を清潔に保ち、海・プール・温泉や屋外など、多くの人が水に浸かったり紫外線を浴びやすい場所は避けることをおすすめします。

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部位別のポイント
医療脱毛ガイド