太もも、ひざ下、お尻の医療脱毛

今回は、太もも、ひざ下、お尻の医療脱毛を取り上げます。ここでは、主に医療レーザー脱毛を想定しています。なお、足首から先の部位については、ひじ下、手・手指、足・足指の脱毛で説明しています。

太ももの脱毛

太ももの脱毛は、全体をツルツルにするとかえって不自然に感じる方が多く、すっきりと完全に脱毛するのではなく、自然に思われるように毛の量を全体的に少なくする方が多く見られます。医療機関(クリニック)の側でも、カウンセリングや初回照射時に伝えておくと、希望通りの毛量に応じた施術を行ってくれるところがほとんどです。

また、医療レーザー脱毛は1回の施術で完了するわけではないため、クリニックによっては、太ももの表はそれなりの減毛にとどめ、裏側は大幅な減毛をしたいといった希望を出すこともできます。

一般に医療レーザー脱毛なら、1~2回めの施術で体毛の全体量を減らすことができます。その後、3回目以降も同じような間隔で照射を続ければ、しっかりとした脱毛となります。

その一方、ツルツルでは無く自然な感じで体毛の全体量を減らす程度にとどめたい部分は、一度体毛を伸ばして毛量を確認してから、3回目以降の施術を見送る、あるいは、やはり照射を受けるといった柔軟に対応してくれるクリニックもあります。

こういう場合は、コースの有効期間が長ければ長いほど柔軟に対応してもらえる余地があります。なかには、有効期限を設けず無期限で対応してくれるクリニックもあります。

太ももの毛の量は、すね・ふくらはぎと同じ傾向が見られます。このため、太ももの脱毛を希望する方は、足全体のコースを申し込む方が多いといえます。

太ももの脱毛にかかる平均的な施術時間は30分程度です。施術中の痛みは、医療レーザー脱毛のなかでは平均的な部類だといえます。我慢できる方も多いのですが、肌の色が濃いために強い痛みを感じる方も少なくありません。

実は太ももは、一見どこも同じように見える肌の色でも、部分的に色素沈着が見られる場合があります。医療レーザー脱毛は体毛に含まれる黒い色素の反応を利用した脱毛法ですが、肌に色素沈着があると、体毛と同様に反応してしまいます。

このためクリニックによっては、はじめのうちはレーザーの出力照射を低めに設定し、肌の状態や本人が痛みを感じるかどうか様子を見ながら調整するところがあります。

施術中の工夫に関しては、特に太ももは内側が照射しにくい部分といえます。照射口が小さいヘッドに変えても施術しにくい部分があるため、ひざを立ててもらったり、横向きになってもらいながら、打ち漏れが無いように照射していきます。

ひざ下(ひざ・すね・ふくらはぎ)の脱毛

ひざ下の脱毛は、ひざ、すね、ふくらはぎが含まれるかどうか、自分が施術を希望する医療機関(クリニック)に前もって確認しておきましょう。ここでは、これらの部分をまとめて説明します。

ひざ下の脱毛は、一般的な医療レーザー脱毛のなかでは、施術中の痛みが少し強く感じるところです。特に局所的に強い痛みを感じる部分ではあります。平均的な施術時間は、30分程度という場合が一般的といえます。

ひざ下は紫外線を浴びやすく、全体的に日焼けをしやすい部分です。顔や腕ほどケアする人が少ないこともあって、知らず知らずに日焼けしたという方も少なくありません。

日焼けは肌に色素が集中した状態であり、医療レーザー脱毛ではヤケドのリスクが高まります。この状態で医療レーザー脱毛を受けても、肌トラブルのリスクを避けるため照射出力が下げられ、十分な脱毛効果が得られません。

このため、医療脱毛を受ける方は、日焼けは極力避けるべきですし、日焼けの程度によっては施術が受けられない場合もあります。

ところで、ひざの真裏のへこんだ部分は、皮膚がやわらかく、強い痛みを感じやすい部分です。医療レーザー脱毛では、肌を吸引して皮膚を伸ばしながら施術できる照射機器を活用します。

ひざの裏の部分はそのまま照射すると強い痛みを感じたり、ヤケドのリスクもあるため、皮膚を伸ばしたり寄せたり、足を曲げたり伸ばしたりしながら、うまく吸引できる姿勢を調整して照射を行います。

また、ひざ下は色素沈着もよく見られる部位です。さきほど太ももの脱毛で説明した通り、医療レーザー脱毛は肌の色素も反応するため、やはり照射出力を調整しながら施術を進めていきます。

その一方、すねの骨の部分はゴツゴツしており、吸引しにくい部分です。クリニックによっては、照射口の小さなヘッドに替えることで効果的な照射に対応しています。また、足を外側や内側に倒しながら、吸引しやすい姿勢を探します。

お尻の脱毛

お尻は産毛のような毛が多く、増毛化・硬毛化しやすい部位です。まれに起きることがある増毛化・硬毛化は、原因がよくわかっておらず、そのメカニズムは医学的に解明されていません。

ただ、増毛化・硬毛化して生えてきた毛に医療レーザー脱毛を行うと、他の毛と同じように、理論上の永久脱毛を実現できることが分かっています。医療機関(クリニック)によっては、追加料金無しの無料保証期間を設定して、増毛化・硬毛化した毛への再照射を行ってくれるところもあります。

お尻は色素沈着が生じやすい部位でもあります。やはり先述通り、色素沈着がある部分は、ヤケドなど肌トラブルのリスクが高くなる部分です。

このため、お尻の照射を行う場合は、色素沈着が無いかどうか肌の状態を調べながら、皮膚の色が違う箇所はレーザーの照射出力を低めに設定し、施術中もお肌の反応や本人が痛みを感じるなどの様子を見つつ、適切に調整して照射していきます。

医療脱毛における「お尻」の範囲ですが、肛門とその周りは含まないことが一般的です。お尻と肛門は別々の施術部位として設定しているクリニックが多いと思います。

その一方、太ももの付け根の部分は、そのまま照射していては、打ち漏れが出やすい箇所です。お尻を持ち上げたり、皮膚を少しずつずらしながら施術を行っていきます。

お尻の脱毛の平均的な施術時間は30分程度です。お尻の施術中の痛みは、特別強烈な痛みを感じる方は少ないと思いますが、楽勝ということもないと思います。医療脱毛の平均的な痛みは感じることが多いといえます。

このほか、お尻に関しては、かぶれやすい方もいれば、ボツボツとできもののようなものが出来る方もおられます。こうした方が医療脱毛を受けられるかどうかは、そのかぶれやボツボツの原因や状態に左右されるため、一概にこうだとは言えません。

ただ、こうしたお肌の状態があるからといって、全員が医療脱毛が受けられないとは言えません。同様の症状の方が、施術前のカウンセリングや診察を受けた上で、問題なく施術を受けられた事例もあります。

言うまでもなく医療脱毛は医療行為ですから、医師がお肌の状態や発生してるものを確認したことを踏まえて、施術の可否を判断することができます。初回施術前のカウンセリングに加え、初回施術前の診察料も無料というクリニックが増えており、こうした状態の方は一度相談して見ることをおすすめします。

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