針脱毛とは

針脱毛とは

針脱毛とは、1本1本の毛穴に金属針(絶縁針)を差し込み、そこに高周波の電流を流すことで毛根周辺にダメージを与え、体毛を作る組織を破壊することで理論上の永久脱毛が可能となる脱毛方法です。

針脱毛はどうやって脱毛するの?

針脱毛は、1本1本の毛穴に電気針(絶縁針)を差し込みます。「毛穴」というのは、毛包のうち、皮膚の表面から見ることのできる部分を意味します。毛包とは、毛を作ったり、毛の維持や成長を促す皮膚付属器官です。

針脱毛は、この毛包に電気針を差し込み、高周波の電流を流します。これにより、毛包を構成する毛母細胞や毛乳頭などの組織に対して、直接熱エネルギーを加えることで、体毛を作る組織をまるごと破壊する仕組みです。

体毛の生成に関わる組織
  • 毛根とは、体毛のうち皮膚内部にある部分、つまり新しく体毛になった部分であり、体毛を作る組織とつながっています。
  • 毛母細胞の細胞分裂によって、毛の線維と内毛根鞘(=毛根を包む鞘)が作られます。
  • 毛包の最下部にある毛乳頭は、毛細血管から受け取った栄養分を毛根に送り届けることで、毛の生成を促進します。

針脱毛は、これら毛包を構成して体毛を作る組織ごと、熱エネルギーによって破壊する仕組みです。

針脱毛の針って安全なの?どんなもの?

医療脱毛で用いる電気針は、針と言っても先が尖っているわけではなく、あくまでも毛根内部に電流を通すためのものです。従来は電気針といって、皮膚と触れる部分に直接金属部分が接触し、電流が流れる際は非常に強い痛みや熱を感じるという欠点がありました。

現在では、「絶縁針」と呼ばれる針が主流です。これは、金属針のなかでも皮膚と触れる部分は特殊なコーティングがほどこされ、電流は毛根周辺だけに流れて皮膚には絶縁、つまり電流が流れないよう工夫されています。

絶縁針は従来の電気針に比べれば、針を差し込んだ毛穴の皮膚に電流が来ることはありません。とはいえ、一般的に針脱毛は、医療レーザー脱毛よりも非常に強い痛みを感じやすい脱毛法と言われます。

針脱毛って結局どうなの?

針脱毛は、かなりの期間に渡って相当な割合で新しい毛が生えてこないという意味で、永続的な脱毛効果が得られる優れた脱毛方法といえます。

また、電気針を直接差し込むため、体毛に含まれる黒い色素に左右されず、産毛、白髪、細くて薄い毛などにも効果があると言われます。また、程度によりますが、日焼けや色黒肌の場合でも受けられると言われます。

参考「永久脱毛」の意味は?

にも関わらず、針脱毛が全国的に普及していないのは、1本1本の毛穴に電気針を差し込むという方法は非常に手間がかかり、施術者には高度な技能が要求されるからです。
このため、針脱毛は、長い施術時間の割に施術範囲が狭いという効率の悪さや、熟練のスタッフが必要ということもあって、極めて高額になる傾向があります。

一方、医療レーザー脱毛は、医療機関が行って体毛を作る組織を破壊する医療脱毛という点は同じですし、優良なクリニックが全国的に普及しており、比較的短時間で広範囲を受けられますし、痛みや肌トラブルのリスクも針脱毛より低く、料金も針脱毛よりは明らかに安く済むといったメリットが挙げられます。

このため、当サイトでも、医療脱毛として一般的な主流といえる医療レーザー脱毛をおすすめします。まずは医療レーザー脱毛で、希望する各部位をまんべんなく受けることが望ましいと思います。

参考医療レーザー脱毛とは

ただし、針脱毛は、非常に高額で時間がかかるものの、脱毛効果はより確実です。対象部位を極力絞って、ピンポイントで施術を受ける用途には最適です。
他方で、一般に最初から対象部位を細部まで絞り込むのは難しいため、まずは医療レーザー脱毛で一通り広範囲を効率よく受けてみて、施術完了後もガンコに生えてきた箇所があった場合に限って、局所的に針脱毛の施術を検討することがおすすめできます。

参考医療レーザー脱毛と針脱毛の違いを比較