笑気麻酔とクリーム麻酔はどっちが良いのか

笑気麻酔とは

笑気麻酔とは、医療用ガスの一種である亜酸化窒素と医療用酸素を用いた麻酔法です。「笑気麻酔」という名称は、亜酸化窒素の別名が笑気であることに由来します。マスクをかけて鼻から吸入する麻酔法であり、全身麻酔の一種です。

笑気麻酔は、あたかも酔っ払ったかのような気分となり、感覚が鈍ることで、鎮痛および鎮静効果がもたらされる麻酔法です。医療脱毛や歯科を中心に、幅広く導入されている麻酔法といえます。

笑気麻酔のメリットは、吸入をやめてから元の状態に戻るまで、それほど時間がかからないという点が挙げられます。治療が終われば、比較的早いうちに帰宅できるのが笑気麻酔です。

笑気麻酔を行うクリニックのなかには、治療後にしっかりとガスが体から抜けたことを確認できれば、車を運転して帰宅することも問題ないとするところがあります。

その一方、笑気麻酔を使用したあとしばらくは、意識が鈍ったり、だるさが残るという方もおられます。笑気麻酔が抜けるまで横になることもOKというクリニックもありますが、安全性を考えれば、笑気麻酔を受ける当日は、車の運転は控えることをおすすめします。

笑気麻酔は、酔っ払ったような気分になるため、お酒に強いひとには効果が出にくいと言われています。また、不快感や吐き気を感じるなど、体質によっては合わないという方もなかにはおられます。こうした方には使用を中止します。

クリーム麻酔とは

クリーム麻酔は、塗布してから効果が出るまで30分程度かかります。医療脱毛のクリニックでクリーム麻酔を受ける場合、事前に購入して来院する30分前に塗布するか、30分以上前に来院して院内で塗布する方法のどちらかを推奨される場合が一般的です。

クリニックのなかには、自分のところで前もって麻酔クリームを買った方に対して、塗り方のレクチャーを行ったり、手につかないための手袋や、浸透効率を上げるためのサランラップを提供してくれるところもあります。

クリーム麻酔は、局所麻酔の一種です。リドカインとプロピトカインという2種類の局所麻酔成分を配合した、「エムラクリーム」という製品が最も多く見られます。

クリーム麻酔は医療脱毛の場合、照射したい部位にピンポイントで麻酔効果があるというメリットがありますが、塗布してから効果が出るまで時間がかかることや、なかには肌に合わない方がいて、その場合はヒリヒリした感じがすることがあります。

どっちの麻酔法が良いのか

笑気麻酔もクリーム麻酔も、一般的な全身麻酔注射とは異なり、意識が全くなくなるわけではありません。つまり、医療脱毛中の痛みや刺激を全く感じなくなるわけではありません。

特にクリーム麻酔は、皮膚の内部にまで浸透する効果が改善されているものの、基本的には表面麻酔です。医療レーザー脱毛は皮膚の上から照射しますから、それなりに痛みの緩和効果がありますが、皮膚内部で痛みを感じた場合はあまり鎮痛効果は無いかもしれません。

その一方、笑気麻酔は、酔っ払ったようなボーーッとした感覚になり、鎮痛効果と鎮静効果があります。こちらも意識が残るため、全く痛みがゼロになるとまで考えるのは過剰な期待ですが、クリーム麻酔よりは優れた効果が期待できます。

ただ、笑気麻酔はマスクをかけて鼻から吸引する麻酔法です。このため、うつぶせになる姿勢やOライン(肛門周り)の脱毛では、使えないというクリニックが多いと思います。なお、笑気麻酔とクリーム麻酔は併用することもできます。

このほか、医療脱毛のクリニックによっては、居所麻酔注射に対応するところもあります。局所麻酔注射も安全性が高い麻酔法ですが、やはり意識がなくなることは無い麻酔法です。また、局所麻酔注射は、施術部位によって料金が異なることが一般的です。

どの麻酔の場合も、初回使用時は、看護師による説明が行われたり、医師の立ち会いのもとで施術者が行うことが一般的です。こうしたきめ細かな対応の程度も、クリニック選びの参考になるといえます。

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